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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年11月12日

0904F PMAG/EMAG用薄型ガスルートパッキンセット

こちらの製品はBetaProject様から発売中のGBB用PMAG/EMAG用のカスタムパーツになります。





(薄型ガスルートパッキンとマガジンリップのセットです)

発売当初には、ガスルート上の漏れを防ぐ意図からガスルートパッキングが可能な限りボルトキャリアに近づけるよう設計されていました。
しかし発売後、主に海外のお客様から頂いたフィードバックの中で、作動不良についての指摘がありました。
我々が独自に調べてみた所、某ブランドのメタルフレームキットで、製造時期によって明らかに異なる寸法が存在することが判明されました。
フレーム側の寸法変更によりボルトキャリアの定位置が比較的低いGBB本体でPMAGを使用した場合、ボルトキャリアがガスルートパッキンに当たって作動不良を起こす可能性があります。

そのような事態を回避するため、この度薄型のルートパッキンセットをリリースさせて頂きました。
基本的に元のパーツより高さを少し抑える事でクリアランスを増やし、作動性を向上させる事が目的になります。
お客様によっては、すでにご自分でルートパッキンを削るなど対策を採られた場合もあるかと思いますが、一応新規金型を起こして製造された「純正品」という事で、手先がそれほど器用でないお客様でも簡単に対応可能となります。
本当に微妙な高さ調整になりますので、2種類のガスルートパッキンを横並びで比較しても目視では分からない程度の差です。
しかし、作動性においての改善効果は複数の個体で実証済みです。
元々動作しますが、多少の引っ掛かり感を感じられるような個体などにも有効です。換装によりよりスムーズなサイクルが実現します。

勿論、クリアランスを増やしたという事はガスの利用効率の観点からデメリットもありますが、初速への影響はほとんど見当たりませんでした。
何回か試した限りでは、1チャージ当たりの発射可能な弾数が約1割ほど減少しています。
これは作動性改善とのトレードオフとお考え頂ければ幸いです。

このパーツセットには、ガスルートパッキン以外に給弾口となるマガジンリップも付属していますが、こちらは内部の形状を改良した事により、よりスムーズな給弾が期待できます。薄型ガスルートパッキンとの併用により、さらなる作動性改善に繋がります。

交換手順は説明不要なほど簡単です。
まずマガジンリップを固定する六角ネジ2つを外し、マガジンから旧リップをはずします。
そして新しいマガジンリップにガスルートパッキンを嵌めて、マガジンに装着後ネジを締め直すだけで結構です。
注意点としては、外観形状が似ているため、新旧パーツの取り間違えにだけご注意願います。
























(撮影時気づきませんでしたが、最後の写真右側のリップにパッキンが正しく嵌められていません。皆様も装着時にご注意願います!)

これからガスブロにとって厳しい秋冬となりますが、少しでも作動性を向上させて寒い季節を乗り越えて行きましょう!       


Posted by Admin  at 11:30Comments(10)製品紹介