2010年10月08日
1004D Wilson Combatトリガーユニット(3)
今回はWilson Combatタイプトリガーユニットの組み込み・調整についてご説明いたします。
紹介の一回目でも書かせて頂きましたが、現時点でこちらの製品はWA様純正の樹脂製フレーム、Prime様及びG&P様のメタルフレームとの互換性が確認されております。
今回は弊社製のフレームを使って、組み込みの手順を説明させて頂きます。
本製品はCNC加工により高精度を実現しておりますので、組み込みに当たってすり合わせなどを行う必要は特にありません。
ハンマートップにあるローラーなどを手で回してみて、動きが渋く感じる場合に少しシリコンオイルを吹き付けてみてください。
他の回転軸部分も必要があれば少しシリコンオイルを吹き付けておきます。
製品としてトリガープル(トリガーの重さ)は製造時に純正トリガーの約7割としてプリセットされており、ユーザサイドで調整できませんが、トリガーストロークは多少調整可能です。
下記写真のように六角レンチを使ってフレーム側にある2個のイモネジを調整します。

(トリガーストローク調整)
締め込むほどストロークが短くなり、トリガーの切れと戻りが素早くなります。
(両方のネジをできるだけ同レベルに揃えられるようご注意ください!)
製品の特性上、一般的に下記写真のようにギリギリまで締め込むパターンが多いようですが、トリガーフィーリングに関しては個人の好みがとても重要になりますので、ご自分に合うセッティングが見つかるよう設定を変えてみてください。
トリガーユニットをフレームに組み込んだ状態でもストローク調整は可能ですが、両方のネジの締め込み具合を揃えることが困難なため、ユニットをフレームから取り出してから調整することをお勧めいたします。

(ストローク最短位置)
フレームへの装着はロウワーフレームの上部から差し込むだけで結構です。

(ロウワーフレームへの装着)
ハンマーとトリガーピンホールの位置を確認しながら、ステンレス製の固定ピン2本を差し込みます。
(ピンの向きにご注意ください!)

(固定ピンの挿入)
ピン挿入後、最後まで押し込めば「カチッ」と止まる感触がありますので、これで組み込み完了です。

(組み込み完了、ハンマーコック状態)

(ハンマーダウン状態)
ここまでご覧の通り、組み込みは非常に簡単で、手慣れた方なら1分も掛からないと思います。
すでに組みあがったAR系ガスブローバックライフルに組み込む場合には、ファイアリングピンブロック側から分解されることをお勧めいたします。
そうすれば、フルオートシアーから分解するより簡単にハンマーとトリガーを交換できます。
本製品についてのご意見・ご感想などありましたら、是非私共にお寄せください。
皆様からのフィードバックを吸収しつつ、今後よりよい製品を作り出して行きたいと思っております。
紹介の一回目でも書かせて頂きましたが、現時点でこちらの製品はWA様純正の樹脂製フレーム、Prime様及びG&P様のメタルフレームとの互換性が確認されております。
今回は弊社製のフレームを使って、組み込みの手順を説明させて頂きます。
本製品はCNC加工により高精度を実現しておりますので、組み込みに当たってすり合わせなどを行う必要は特にありません。
ハンマートップにあるローラーなどを手で回してみて、動きが渋く感じる場合に少しシリコンオイルを吹き付けてみてください。
他の回転軸部分も必要があれば少しシリコンオイルを吹き付けておきます。
製品としてトリガープル(トリガーの重さ)は製造時に純正トリガーの約7割としてプリセットされており、ユーザサイドで調整できませんが、トリガーストロークは多少調整可能です。
下記写真のように六角レンチを使ってフレーム側にある2個のイモネジを調整します。
(トリガーストローク調整)
締め込むほどストロークが短くなり、トリガーの切れと戻りが素早くなります。
(両方のネジをできるだけ同レベルに揃えられるようご注意ください!)
製品の特性上、一般的に下記写真のようにギリギリまで締め込むパターンが多いようですが、トリガーフィーリングに関しては個人の好みがとても重要になりますので、ご自分に合うセッティングが見つかるよう設定を変えてみてください。
トリガーユニットをフレームに組み込んだ状態でもストローク調整は可能ですが、両方のネジの締め込み具合を揃えることが困難なため、ユニットをフレームから取り出してから調整することをお勧めいたします。
(ストローク最短位置)
フレームへの装着はロウワーフレームの上部から差し込むだけで結構です。
(ロウワーフレームへの装着)
ハンマーとトリガーピンホールの位置を確認しながら、ステンレス製の固定ピン2本を差し込みます。
(ピンの向きにご注意ください!)
(固定ピンの挿入)
ピン挿入後、最後まで押し込めば「カチッ」と止まる感触がありますので、これで組み込み完了です。
(組み込み完了、ハンマーコック状態)
(ハンマーダウン状態)
ここまでご覧の通り、組み込みは非常に簡単で、手慣れた方なら1分も掛からないと思います。
すでに組みあがったAR系ガスブローバックライフルに組み込む場合には、ファイアリングピンブロック側から分解されることをお勧めいたします。
そうすれば、フルオートシアーから分解するより簡単にハンマーとトリガーを交換できます。
本製品についてのご意見・ご感想などありましたら、是非私共にお寄せください。
皆様からのフィードバックを吸収しつつ、今後よりよい製品を作り出して行きたいと思っております。
1711A マルイMWS用Noveskeコンバージョンキット発売
1210B Raptorチャージングハンドル
Colt M4A1ロアレシーバ
0904F PMAG/EMAG用薄型ガスルートパッキンセット
新作 リー・エンフィールドライフル
HK M320グレネードランチャー(3)
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WA M4用に出されている数あるカスタムパーツの中でも相当満足度の高いパーツでした。
見えなくなる部分ですが仕上げも綺麗で非常に満足しております。
またメーカー様でこのように解説を書いていただけるのも非常にありがたいですね。
ただ今回の記事に疑問があったので書き込みさせていただきました。
トリガーのストロークを調整可能との事ですが、
イモネジとそのはまる穴の部分で完結しており、それ以外の部品的な接点がなく、トリガーストロークが調整できているようには感じません。
可能であればその辺りの構造をご解説いただけると助かります。
宜しくお願いいたします。
製品をご購入頂き、ありがとうございます。
トリガーユニットはハンマーピン・トリガーピンによってフレームに固定されますが、その際多少の「遊び」が存在します。
イモネジを締め込む事で、わずかですがユニット全体の後端を持ち上げる構造になりますので、ストロークが少し短くなります。(ちなみに、無理に締め込むとフレーム内側の表面に傷をつける可能性がありますので、ご注意ください!)
また、ピンホールが大きめに作られた精度のよくないフレームに組み込むようなケースでは、支点を一つ増やす事によってトリガーユニット全体のガタを抑える効果も期待できます。
実用上、このイモネジを調節しなくても、通常使用において問題になることはありません。
文中でも説明しておりますが、この製品の最大なコンセプトは組みやすさにあり、簡易的に多少のストローク調整が可能という点はある意味オマケ的な機能です。
より本格的なマッチトリガーなども現在鋭意企画しておりますので、是非ご期待頂ければと存じます。
もしご存知ならば教えていただきたいです。
御問い合わせ頂き、ありがとうございます。
都合によりご返信が大変遅れまして、誠に申し訳ございません。
このトリガーユニットとアンチローテーションリンクとの相性ですが、お使いの実物リンクの径がトリガーピン・ハンマーピンより細ければ、使用は可能です。
ただ、トリガーユニット自体にはすでに類似したピン脱落防止機能が備わっております。
2本のステンレスピンの溝に内部のバネがまずかみ合わせ、さらにストローク調整スクリューの突き上げによって全体が強固に固定されております。
結果として、エアソフトガンで受けられる程度の衝撃で、ピンが脱落することはまずありません。
また、露出するステンレスピンは外観上一つのアクセントにもなりますので、アンチローテーションリンクに変えてしまうと、少々勿体無い気も致します。
以上、ご参考までにどうぞ。