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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年05月22日

1102D アンビマグキャッチ(WA用)

今日ご紹介する新商品はAR系GBB用のアンビセレクターになります。






(アンビセレクターパーツ一式)

「アンビ」とは、英文の「ambidextrous(両手利き)」から来ています。実銃パーツに前置としてつけるとき、両手どちらからも操作できる事を意味します。
例えば、AR系ではアフターパーツとしてアンビセレクター/アンビマグキャッチが存在し、フレーム側の対応が必要になりますがアンビボルトリリースも存在します(IRON Airsoftから発売されているPOFレシーバもそうです)。

現代のコンバットシューティングにおいて、左右両サイドから同じように銃をハンドリングできることはもはや必須条件になりつつあります。この「両サイドからのハンドリング」にはシューターの腕の熟練度に大きく掛かっておりますし、銃本体の機能による部分もまた大きいです。
AR系ライフルのオリジナルデザインでは、時代背景からその部分はあまり考慮されませんでしたが、多数のサードパーティメーカの努力によって、時代のニーズに追随してどんどん進化して来ております。

実銃用アンビセレクターなら、有名所でKACの製品なども存在します。
エアソフト用には他社様からすでに発売済みですが、今回我々が発売する物はよりユニークな製品になります。
なんと、両サイドのセレクターレバーが好みに応じてサイズを変えられます

こちらの製品はレプリカになりますが、実銃用にはBATTLE ARMS DEVELOPMENT社が「BAD-CASS-3P」という商品名で販売されています。
元々「BAD-ASS」と名付けられた製品が進化して「BAD-CASS」になったそうです。
(これは何というグッドセンスなネーミング!気になる方はどうぞ英辞書を引いてみてくださいw)
ちなみに、「BAD-ASS」とは「Battle Arms Development - Ambidextrous Safety Selector」の略だそうで、「CASS」は「Combat Ambidextrous Safety Selector」の略です。
開発経緯などはMilitary Morons(英文)に詳しく書かれておりますので、興味のある方はご一読ください。






(レバーは六角ネジで固定されます)






(Prime/G&P製スタンダードセレクターとの比較)

その仕組みは実に簡単です。
セレクター軸とレバー部を完全に別パーツに分ける事で、ユーザ側で自由にレバーを組み替え可能にしました。
セットには3種類のレバーが添付されており、それぞれスタンダード/長さ短め/厚さ薄めになります。
右利きシュータの場合、一般的なセットアップとして左サイドにスタンダードレバーを装着し、右側に短めまたは薄めのレバーを装着する事で、トリガーフィンガー(右手人差し指)への干渉を最低限に抑えられます。
勿論ユーザの好みに応じて、セレクターレバーのセットアップを変える事もできます。
例えば右手親指でスタンダードのレバーを押す時に長いと感じた人なら短めのレバーを左側に持ってくるのも結構ですし、セレクターレバーは邪魔にならない物がいいとお考えなら左側に薄めのレバーを装着する事も考えられます。
この一人一人の体格や好みに応じてセットアップを変えられる柔軟性こそ、一番大切なポイントです。






(スタンダード/短めのレバーコンビ)






(スタンダード/薄めのレバーコンビ)

今回の製品は以下のパーツがセットされています:
・スチール製セレクター軸
・アルミ製セレクターレバー3種
・固定ネジ2個
・サイズ調整用のワッシャー2個
IRON Airsoft製品では、エアソフトパーツとして安全性を考慮してセレクターレバーをアルミ製(HA仕上げ)に変えてありますが、それ以外の機能は忠実に再現しました。
実物もそうですが、セレクターレバーとセレクター軸の接合部はドーブテール状になっており、レバー本体には無理な力が掛からない構造になっておりますので、ここは6061アルミ製でも必要十分以上の強度が確保されております。
また、添付のワッシャーは本来必要ありませんが、エアソフトパーツでは各社間で寸法の誤差が考えられますので、念のためお付けしました。
レシーバ部の厚みが特に厚く、ネジだけでレバーをしっかり固定できない場合にご使用頂けます。

ちなみに今回発売された製品はWA系のARシリーズ用で、WA/G&P/Prime/Inokatsuなど各社フレームに対応しますが、IRON Airsoft製のロウワーレシーバには使えません
IRON Airsoftレシーバ用のアンビセレクターはDX版として後日別途リリースされますので、弊社製品を愛用されている皆様には実に申し訳ございませんが、あと少し御待ち願います。

       


Posted by Admin  at 12:57Comments(4)製品紹介